子どもさんの萌えかわった永久歯の歯並び気になりませんか?

   

子どもさんが5,6歳になると今まで萌えていた乳歯にかわり永久歯が萌え始めます。
乳歯が萌えていたところは乳歯の根がだんだん短くなってグラグラになり、その下や後ろから永久歯が萌えてきます。
萌え変わり最初が下の前歯です。
A||Aが最初にぐらぐらして、内側から永久歯が頭を出します。
よく乳歯が抜けてもいないのに後ろから永久歯が萌えてきたとびっくりなさって慌てて来院されるお母様がいますが、それはあまり問題ではありません。
乳歯が抜けても永久歯は後ろから前方45度方向に萌出するものですから問題なのは歯が萌えてから収まるスペースなのです。
永久歯は乳歯より大きいですし、萌えてから大きくなることはなく、顎の中で成長して萌えてくるので大きさが決まっています。
乳歯の段階で歯が重なって萌えている場合つまり叢生の場合は永久歯になった時にさらに叢生なる可能性があります。  歯の萌出は回りに邪魔をされなければ、自然に真っ直ぐきれいに並びます。
隣の乳歯がじゃまをしていて狭いスペースのところに無理やり萌えてくるので真直ぐ萌えることが出来ずに、曲がったり重なったりしてしまうのです。 

ではどうしたらいいのでしょうか。

それは永久歯の萌出を防げないようにスペースを確保すればいいのです。
具体的な方法としてじゃまをしている乳歯をけずるのです。削る料は場合によりますが、1|4 から 1|3位です。削る歯が乳歯であるからできるのです。  

これは咬合誘導という方法のひとつで矯正とは違います。
先ほど言った自然に真直ぐに並ぶのを手助けしてあげる方法です。順次乳歯を削り、最終的には第二乳臼歯が第二小臼歯より大きいのでうまく並ぶことが出来ます。  

このままでは歯並びが悪くなるという子どもさんがこのこの方法により何人もきれいな歯並びになりました。大切なのはその削合のタイミングと乳歯が全部抜けて永久歯に萌えかわるまで根気よく通院することです。   

途中で治療が中断し、暫くして来院されたときには、せっかくきれいに並ぶ並ぶチャンスを逃して、叢生になってしまう子どもさんがいるのはすごく残念です。
一度重なって時間が経つと歯を削合してももう真直ぐには並ばずに矯正するしかなくなります。定期的に根気良く来院して真直ぐきれいな歯並びをゲットしましょう。



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